北見小児科 秋山こどもクリニック院長のコラム

北見市にある小児科の病院です。

大切なお子様の病気はもちろん、心のケアも大切にする、
地域のホームドクターです。

赤ちゃんの泣き

赤ちゃんの髪の毛が薄くなった、最近抜け毛がひどくシーツに毛がいっぱい付く、後頭部の毛が抜け落ちてツルツルになってしまった、このまま毛が生えてこないのでは、と心配されるお母さんが多くみられます。そこで今回は赤ちゃんの抜け毛についてです。

全く心配ない『新生児生理的脱毛』

赤ちゃんの毛髪は、遅くても生後6ヶ月までに生え変わるものと考えられています。
この最初の生え変わりに際して一部の赤ちゃんは、前頭部から頭頂部にかけて毛髪の大部分が一斉に休止期に入り、たくさんの毛が抜けてしまい髪の毛が非常に薄くなることがあります。このような抜け毛を『新生児生理的脱毛』と呼んでいますが、やがて新しい毛が生えてきますので全く心配する必要はありません。

これも心配ない『乳児期後頭部脱毛』

赤ちゃんによく見られる抜け毛に、別のもう一つのタイプがあります。
仰向けに寝かされている赤ちゃんの頭が枕に当る部分、後頭部の髪の毛が少なくなって、その部分がハゲのように見える抜け毛です。これは枕とすれる部分の髪の毛が、機械的な刺激によってこすり取られることによります。生後2~3ヶ月から6ヶ月くらいの乳児によく見られますが、これもまた全く心配のない脱毛でしばらくすると自然に目立たなくなってきます。

これら2種類の脱毛に比べると頻度はずっと少なくなりますが、頭の脂濡性湿疹に伴って抜け毛が起こることがあります。赤ちゃんの脂濡性湿疹は生後3~4ヶ月ころまでには自然に治りますから、これもまた特別な治療はいりません。

抜け毛ではありませんが、最初から非常に薄い赤ちゃんがいます。生後3ヶ月をすぎても一向に増える気配がなく心配されますが、これも全く心配なく大体1歳頃には普通の状態になります。

このように、赤ちゃんの髪に関する心配事は、ほとんどの場合経過をみるだけで解消するもののようです。

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