0157-66-2255
0157-66-2255

北見小児科医師が書いた子育てアドバイス

母子感染 母子感染の予防

最近、先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者の会「トーチの会」が設立され、 妊婦を中心とした一般市民や医療関係者への啓発活動を展開しています。

トーチの会では、「知識があれば感染を防げるのに、妊婦に注意点が知らされていないのが現状」 と指摘し、母子感染を予防するための具体的な注意事項を示し、妊娠中の女性や妊娠を考えている 女性に注意を呼びかけています。

妊娠中の感染予防のための注意事項―11か条

  1. 石鹸と流水で、頻繁に手を洗ってください。
  2. 小さな子どもとフォークやコップなどの食器を共有したり、食べ残しを食べることはやめましょう。
  3. 肉は、しっかりと中心部まで加熱してください。買ってきた調理済の肉料理も、充分加熱調理されて いるか定かではありませんから、自分で中心部の赤みがなくなるまでしっかり加熱して食べるようにしま しょう。生ハムやスモークサーモンも妊娠中は食べないようにしましょう。
  4. 殺菌されていないミルクや、それから作られた乳製品は避けましょう。
  5. 汚れたネコのトイレに触れたり、掃除をするのはやめましょう。
  6. げっ歯類(ネズミの仲間たち)やそれらの排泄物(尿、糞)に触れないようにしましょう。
  7. 妊娠中の性行為の際は、コンドームを使いましょう。
  8. 母子感染の原因となる感染症について検査しましょう。日本では、梅毒検査、B型肝炎抗原検査、 C型肝炎抗体検査、HIV抗体検査、HTLV-1抗体検査は、妊婦健診の際に、ほとんどの産科検査などは、 任意であり、また検査を勧める施設も多くはありません。
     トキソプラズマやサイトメガロの検査も自分から医師に検査を頼むようにしましょう。
  9. B群溶連菌の保菌者であるか検査してもらいましょう。
  10. 感染者から自分と胎児の身を守るために、妊娠前にワクチンを打ちましょう。
  11. 感染している人との接触を避けましょう。

「あの時、肉を生で食べなかったら、わが子は病気を持って生れなかったかもしれない」「妊娠中、 上の子の食べ残しを食べなかったら、下の子に障害はなかったかもしれない」そんな辛い思いをする 母親がこれ以上増えて欲しくないという願いから「トーチの会」はホームページを作成しています。 参考にしてみてください。

Copyright © 2017 北見市 小児科 秋山こどもクリニック

小児科HOMEへ戻る