母乳と嗜好品(カフェイン)
母乳と嗜好品(カフェイン)について
コーヒー1杯には、約100mgのカフェインが含まれています。一般にカフェインの胎児への影響は、催奇性や低体重児が生まれやすいという報告があり、妊娠中の大量の摂取は控えるべきとされています。
大量(1日20杯)のコーヒーを飲んでいた母親からの5ヶ月の乳児に不穏症状が認められたため、母親の血液中と母乳中のカフェインの濃度を測定したところ、それぞれ2.14μg/ml、1.15μg/mlであったという報告があります。この値は、乳児に直接の影響を及ぼすような値ではなさそうです。
しかしカフェインの半減期は、母体の6時間と比べると新生児では17倍も長く、乳児においてもかなり長く体内に残るようです。
1、2杯のコーヒー、紅茶なら差し支えないようですが、1日に10杯以上飲んだり、カフェインを含む薬の使用と重なった場合には注意が必要でしょう。
執筆・監修
秋山こどもクリニック 院長日本小児科学会認定 小児科専門医
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