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北見小児科医師が書いた子育てアドバイス

9、10か月健診

赤ちゃんは生後6か月を過ぎると体重の増加がゆっくりとなり、9か月健診では体重は8~9㎏、身長は70~74㎝くらいです。

運動発達

お座りは6~8か月ででき、9か月ではほぼ全例でできるようになります。ハイハイは個人差が大きく、運動発達の指標になりにくい面があります。タカバイでかなり早く移動できる児もいる一方で、全くしようとしない児や後ろにハイハイする程度の児もいます。つかまり立ちは、10か月になるとほとんどの児でできるようになります。脇を持って立たせても下肢を床につこうとせず、うつぶせをいやがり、ハイハイを全くしないで座ったまま移動する場合、シャフリングベビー(いざりっ子)の可能性があります。他の発達は正常ですが、歩行の開始は遅れ、大体1歳半から2歳で歩きはじめます。歩ければその後の運動発達に問題はありません。家族歴が3分の1くらいあるとされていますが、なぜこのような特異的な発達過程をとるのかよくわかっていません。
シャフリングベビーは10~20人に1人くらいの頻度ですが、注意して経過を見てゆく必要があります。

パラシュート反射

9か月健診で重要な検査があります。赤ちゃんをうつぶせにして持ち上げ、頭を下にした状態で急に下降させると、手を広げて身体を防御しようとします(大人がよろめいた時、とっさに手を出すのと同じ)。 この原始反射は、10か月にはほぼ全例にみられます。反応がない、手の開きが悪い、左右差があるかなどをチェックします。

ものまね、やりとり

9か月児は、バイバイ、イヤイヤなどのものまねをします。喃語が出る児もいます。ダメとかいうと手を引っ込めたりお母さんの顔をみたりと、他者とのやりとりができるようになります。 機嫌よく一人遊びができるようになり、両手でおもちゃを持てるようになります。母指がかなり独立するようになり小さなものを親指と他の指の腹側でつかめるようになります。

9か月健診のポイント

  • つかまり立ち
  • パラシュート反射
  • 母指の独立
  • ものまね

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